ご存じでしょうか?
あるランキング調査で毎年、国家公務員と地方公務員が1位と2位を独占しています。
そのランキング調査とは「この企業に勤める人と結婚したいランキング」というもので、トヨタなどの有名企業をおさえて公務員が毎回トップ2を独占しているのです。
なぜ公務員がこれほど人気なのか?
その理由は、公務員は収入が安定していて、民間企業の平均より給与が高く、しかも将来の不安が無いため、と分析されています。
では、このこともご存じでしょうか?
じつは、公務員と結婚することが年々難しくなってきているんです。
同調査によると、2019年までは「公務員と結婚したい」と回答した人は全体の20%台でしたが、2020年、2021年では約60〜70%が「公務員と結婚したい」と回答しています。
公務員と結婚したいという人は、2019年までの割合からなんと3倍ほどにふくれあがっています。
新型コロナウイルスの影響による雇用不安もあってなのか、急激に公務員人気が上昇している状況です。
これはつまり、今まで以上に競争相手が増えているということを意味しています。
もしかすると、「あなたが結婚できるはずだった公務員のあの人が、もっと良い条件の別の誰かと結婚してしまう」ということが現実に起こってしまうかも知れません。
そんな不幸な未来があなたにやってこないようにするために、公務員との結婚に成功するノウハウをお伝えするのがこのブログです。
私は親戚や友人知人含め、公務員との結婚を数十組以上見てきました。
友人の結婚相手が公務員というケースだけじゃなく、公務員の友人が結婚したというケースもあります。
このブログでは、公務員と結婚した人達を間近で観察し、時にはヒアリングを重ねて得た「公務員と結婚する成功のエッセンス」をまとめています。
あなたの人生の半分はパートナー次第で良くも悪くもなります。
もし、あなたが本気で公務員との結婚を望んでいるなら、ぜひこのブログを活用してください。
以下に、公務員との結婚に成功するためのステップを順に書いています。
STEP0 公務員と結婚するメリット・デメリットは?

公務員と結婚することで得られる3つのメリット
まずは、公務員と結婚することで得られる代表的な3つのメリットを確認しましょう。
将来設計がブレないという安心感
公務員の給与は、一部上場企業にはかなわないものの、給与は民間企業全体の平均より高く、将来的にも安定して昇給していきます。
また、不況の影響を受けにくく、極端な給与カットやリストラ、倒産がありません。
公務員の種類にもよりますが、転勤が全く無い場合もあり、マイホーム購入や子供の進学の計画が立てやすいです。
社会的信用
資金計画の面ではローンが組みやすいというメリットがあげられます。
また、あまり目立ちませんが、病気や事故の確率が低いこともあって、職場の共済組合が斡旋する保険商品の保険料が比較的安い場合があります。
比較的聡明な人達との交友関係
公務員の種類や職種にもよりますが、難関試験を受けて合格するような人達なので、レベルの高い高校や大学出身の人が多く、そのつながりで学歴が高かったり地頭が良い人達との交友関係が多いです。
公務員と結婚するデメリット【気にならないなら無敵】
逆に公務員と結婚することによるデメリットも存在します。
世間の目
ご近所付き合いや子供の親同士の付き合いなどでは、「公務員の家族なんだから」という目で見られますので、ルーズなことをすると人一倍厳しい目で見られます。
例えば、ゴミ出しのルールを守らないともなれば「公務員の家族なのにそんなことも守れないのか!」となりますが、一般常識から大きく外れず生活できる人なら気にすることはないかも知れません。
人付き合い
町内会やPTAでも役職に就くのが当たり前という空気があるそうです。
プライベートでも奉仕を求められるというのも気の毒ですが、そういうものだと割り切ることができる人には苦にならないかもしれません。
災害時の対応
災害が起こると、たとえ被災者であっても災害対応で仕事に出なければならないことが多いです。
災害は滅多に起きるものではありませんが、地震や豪雨、台風など、日本は比較的多い方だと思います。
その間、残された家族だけで過ごすことになりますので、一般のご家庭よりも負担は大きいかもしれません。
転勤
公務員の種類によりますが、数年単位で転勤するのが当たり前です。
いろんな土地に住むことが苦にならない人には良いかも知れませんが、やはり子どもの転校がつらいと感じている人は結構多いですね。
どうしても転勤を避けたい場合は、市区町村職員などの転勤が基本的に無い種類の公務員を選ぶとよいかもしれません。
「公務員の犯罪は多い」という誤解
公務員が逮捕されたニュースをよく見ますが、じつは職業別で見ると公務員はそれほど犯罪率は高くありません。
犯罪者になるリスクは低い方ですが、公務員という職業柄、軽い犯罪でも退職せざるを得ないケースが多いので、結婚相手を一人の人間としてしっかり見極めることが大事です。
STEP1 公務員はあなたの結婚相手に向いてる?

結婚を考える前に人生設計の優先順位を確認しよう
まずは、あなたの人生にとって何が大事なのかをはっきりさせておきましょう。
あなたの価値基準がはっきりしてないと、なんとなく公務員と結婚しても「思ってたのと違った」となってしまうかもしれません。
「自分の人生はこれが一番大事だ。だからこんな人生にしたい。そのためには公務員と結婚するのが最善だ」という理屈が成り立たないなら、必ずどこかで壁にぶつかります。
「よくわからないけど公務員と結婚したらなんか良さそう」くらいのぼんやりした考えなら、お互いが不幸になるので公務員と結婚しないほうがいいです。
自分の人生観としっかり向きあってからもう一度考えてみてください。
公務員ってどんな人が多い?
公共の奉仕者と言われますが、プライベートでもルールや秩序を大事にする人が多いように思います。
自分だけが得すれば良いという人は少ないように思います。
それから、比較的安定志向の人が多いですね。
言い方を変えると冒険しない、危ない橋は渡らないという性格の人が多いように思います。
また、勤勉で真面目な人が多いように思いますし、それなりの学歴があったり、そうでなくても地頭の良さというのはお話をしていて感じます。
ただ、それでも個人差はあるので、全員に当てはまるものではありません。
あくまで「傾向がある」ということですので、「公務員」という型にはめて見るのではなく、やはり一人一人としっかり向きあうことが大切になります。
STEP2 あなたの人生設計にあった公務員は?

あなたの人生設計に合った公務員の種類と職種
公務員と一口に言っても、国家公務員、都道府県職員や市区町村職員などの地方公務員、警察官、自衛隊員、教員など、様々な種類があり、それぞれ業務内容が異なります。
転勤の有無や給与額の高い低い、人との関わり方などの違いがあるので、あなたが望む暮らし方に合ったタイプの公務員を理解しましょう。
STEP3 公務員との出会い方

公務員と出会う方法
公務員と出会う方法は、種類によって傾向が違う場合もありますが、知り合いの紹介、結婚相談所、マッチングアプリなどが定番です。
ただ、公務員は職場結婚も多いので、いっそのこと公務員になってしまうというのも方法の一つです。
出会うきっかけだけを求めるなら、難しい公務員試験を受けて正職員になる必要はなく、パートタイムの事務補助員などでも一緒の職場で働けます。
逆転の発想!あなたの恋人を公務員にする方法
また、逆転の発想で、今お付き合いしている人を公務員に転職させるという方法もあります。
種類によりますが、公務員試験は新卒じゃなくても受験できるものが多いです。
受験の要件は学歴と年齢制限だけで、現役の大学生と社会人経験者が同じ採用枠の試験で競っているケースもあります。
STEP4 結婚相手として意識してもらう方法

公務員が配偶者に求める姿とは
あなたが公務員が求める配偶者像に近づくほど、結婚できる可能性が高くなります。
そのために、公務員が魅力を感じるポイントを押さえておく必要があります。
まずは公務員に限らず、結婚相手に求めるのは、信頼できて、価値観が理解し合えて、お互いに支え合えることが大前提だと思います。
これらに加えて、公務員特有の傾向としては、災害時などで仕事に行かなければならないことがあるので、非常時に家に残した家族を任せられる人というのは評価が高いと思います。
逆に評価が低いのは、ルールやマナーが守れない非常識な人です。
公務員の場合、身内から犯罪者が出ると立場がなくなってしまうので、そのようなリスクがある人は避ける傾向があるように思います。
犯罪とまで行かなくても、社会的な規範を守れない人やマナーが守れない人は、公務員に結婚相手として選ばれるのはかなり難しいと思います。
公務員に求婚される人になる方法
公務員に限らずですが、求婚されるには「この人と結婚すると自分の人生にメリットがある」と思わせることです。
ここでいうメリットというのは、目先の小さな損得ではありません。
この人と結婚すると、人生が豊かになるとか、人生の目標達成を加速できるとか、逆境でも支え合って耐えられるとか、そういった人生スケールのメリットです。
個人差はありますが、公務員の傾向としては、家族の幸せだったり、趣味の充実だったり、地に足の着いた目標を持っている人が多いです。
「大金持ちになる」とか「起業する」という人はあまり多くありません。良くも悪くも現実的な幸せを追いかけている人が多いように思います。
これらを踏まえて、相手に「あ、この人と結婚すると幸せになれるかも」と思わせることができれば、相手はあなたを結婚相手として意識し始めるということになりますので、しっかり相手を観察しましょう。